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資産を分散することが資産運用の基本である

資産を分散することが資産運用の基本である

資産運用の基本とはいったいなんでしょうか。結論から言うと、「資産を分散すること」が資産運用の最も基本的な考え方となります。しっかりと資産を分散すれば、資産が減ることはほぼありません。

 

今回は「資産にはさまざまな形があり、その価値は変動していること」や「資産を分散することの重要性」について解説していきます。

 

円の価値は一定ではない
資産にはさまざまな形があります。円、ドルやユーロなどの外貨、金などの現物資産、不動産、株式などが代表的な資産の形です。その中で、一番身近な資産は円(現金)です。しかし、円の価値は一定ではありません。

 

通貨の価値は相対値です。円やドル、ユーロの価値が同時に上がることはありません。どれかが上がれば、どれかが下がります。通貨全体の合計の価値は常に一定です。ただ、今後は日本の人口は減り、日本の経済は衰退していきます。そうなると、円の価値は減っていきます。

 

しかしながら、日本人の多くは円の価値が一定だと思い込んでいます。もし100万円があれば……」と考える人の多くは、「100万円はいつまでたっても大金である」と思っています。

 

もちろん、現在であれば100万円は大金です。ただ、インフレや円安が進むと、現在の10万円くらいの価値しかなくなってしまう可能性があります。このように、円などの通貨の価値は常に変動しているのです。

 

次に、円(現金)と不動産の価値の関係について解説していきます。

 

例えば、全財産の2,000万円を払って、マンションを購入したとします。その後、マンションの価格が上がり、不動産の価値が4,000万円になったとします。ここでマンションを売却すれば、4,000万円の現金が手に入ります。マンションを購入することにより、資産が増えたというわけです。

 

反対に、マンションの価格が下がり、不動産の価値が1,000万円になったとします。ここでマンションを売却しても1,000万円の現金しか手に入りません。この場合はマンションを購入せず、現金のまま保有していたほうがよかったことになります。

 

このように、円(現金)と不動産の価値は常に相対的です。これは、円と株式、円と金、円と原油などにおいても同様です。

 

ポートフィリオを組むことの重要性
ポートフィリオとは、資産配分(金融商品の構成)のことです。そして、資産を分散することを「ポートフィリオを組む」といいます。資産運用において、ポートフィリオを組むことはとても重要です。

 

もともと、ポートフィリオには「カゴ」、「ファイル」、「紙ばさみ」などの意味があります。いくつかのカゴに、違う形の資産を入れることが、資産を分散することになるのです。もし、一つのカゴにしか入れてなければ、それが落ちてしまったら全ての資産を失ってしまいます。

 

このように、さまざまな資産をバランスよく持つことが、資産を減らさないことに繋がります。資産というのは、「増やす」ことよりも「減らさない」ことが大切です。その中でも、「資産を分散する」のが最も基本的で、重要な資産運用になります。

 

ちなみに私は円、ドル、不動産など、資産をさまざまな形に分散しています。しっかりとポートフィリオを組んでいるのです。将来がどうなるかは誰にも分かりません。しかしながら、しっかりと対策を取れば、将来にどんなことが起こっても困ることはありません。


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