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「投資」と「投機」の違い

「投資」と「投機」の違い

投資に対して、怖いイメージを持っている人は多いと思います。しかし、それは「投機」のことを「投資」と勘違いしている場合がほとんどです。投資にリスクは付きものですが、投機とは根本的な違いがあります。

 

今回は、「投機とは何か」、「投資とは何か」、そして「投機と投資にはどのような違いがあるのか」を解説していきます。

 

投機はギャンブルのことである
投機とはギャンブルのことです。勝つための裏付けがあるように見えて、実際はほとんどありません。

 

ギャンブルの分かりやすい例として、丁半博打があります。「丁」が出るか「半」が出るかは完全に運です。勝つ要素も負ける要素も運しかありません。

 

また、ギャンブルとはゼロサムゲームのことです。ゼロサムとは「合計が0」ということを意味します。例えば、麻雀がこれに該当します。何時間ゲームをしようが、4人の合計収支は0のままです。

 

競馬、競輪、宝くじ、パチンコ、カジノなどはゼロサムゲームですらありません。主催者がいるため、ゲームの参加者のお金は必ず主催者に搾取されています。そうでなければ、主催者にとってゲームをする意味がないのです。

 

参加者は、主催者に搾取された残りのお金の取り合いをしています。ほとんどの人が損をしているのです。ギャンブルは楽しむために行うのはよいかもしれませんが、稼ぐためや資産を守るために行うものではありません。

 

ごく一部ですが、ギャンブルで稼いでいる人もいます。例えば、パチンコで生計を立てているパチプロがこれに当たります。ただ、そういう人はほんのわずかしかいません。一生勝ち続けられるノウハウは存在しないので、いつまでもパチプロとして生活していくことはできません。

 

仮にある程度の期間稼ぎ続けることができたとしても、それは労働収入と変わりません。毎朝パチンコ店に並ぶくらいなら、職について普通に働いたほうがよいです。

 

パチンコ業界は年間20兆円もの収益をあげています。莫大な規模のお金がその業界に落ちているのです。そうでなければあれだけ大きな店舗を構えられませんし、多くのテレビCMを流すこともできません。

 

また、FXをやっている人もいますが、それもゼロサムゲームです。なぜならFXは為替だからです。為替は成長しないので、世界の誰かが得をすれば、他の誰かが損をします。株式や不動産は市場全体が上がることがあります。ただ、FXの市場は変わらないのです。

 

私のまわりにもFXを勧めている人がいます。しかし、それは現状としてその人がうまくいっているからです。もし損をしているのならば、あえて自分から話したくはないはずです。近況の話がないのでこちらから聞いてみたら、実は損をしていたというケースはよくあります。

 

投資などのお金の話は、順調だと他の人に話したくなります。逆に、失敗していると秘密にしたくなります。人間の心理とはそんなものです。

 

「CMなどの宣伝」と「うまくいっている人の話」を聞くことにより、それがよい話に思えてしまいます。このとき、それが投機(ギャンブル)ではなく、投資として成り立つかどうかを考えなければいけません。

 

投資は資産運用である
投資とは資産運用のことです。投機(ギャンブル)とは違い、参加者全体が得をすることができます。経済の流れを読み、市場全体の成長に乗ることで資産を増やすことができます。市場の規模自体が大きくなるので、ゼロサムゲームにはなりえません。

 

例えば「新興国の人口が増え続ける→新興国の経済は発展する→新興国の企業が成長する→新興国企業の株式に投資する」や「大阪の北区は人口が増え、さらに再開発が計画されている→街が活性化し、地価や家賃が上がる→今のうちに大阪の北区に不動産を保有する。」といった具合です。

 

このように、経済状況の裏付けがあるのが投資(資産運用)です。

 

投資ではなく、投機しか知らない人は多いです。それも当然で、競馬やパチンコなどの主催者はさまざまな手を使って、私たちに競馬やパチンコは儲かると思い込ませてきます。あれだけ多くのパチンコ信者や競馬信者がいることを考えると、もはや洗脳に近いレベルです。

 

もちろん投資だからといって、必ず安全というわけではありません。しかしながら、投機とは違って、しっかりとした裏付けがあります。どのものが投資なのか投機なのかをしっかりと見極め、必ず「投資」を選択するようにしてください。


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