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ドルコスト平均法では「平均取得単価」を考えることが重要である

ドルコスト平均法では「平均取得単価」を考えることが重要である

ドルコスト平均法とは、「毎回、一定の金額を投資する方法」のことです。この方法を用いて長期間運用を行うことにより、資産を大きく増やすことができます。

 

ドルコスト平均法では、「平均取得単価」を考えることが重要になります。平均取得単価が低ければ低いほど、大きな利益を得ることができるからです。

 

そこで今回は、「ドルコスト平均法の概要」と「平均取得単価」について解説していきます。「ドルコスト平均法において、平均取得単価がどのような意味を持っているのか」をしっかりと理解してください。

 

ドルコスト平均法の具体例
今回は具体例として、「ドルコスト平均法を用いて株式投資をする場合」を紹介していきます。
・1株あたりの株価:5万円 ※株価は常に変動するものとします。株価の推移は下記の通りです。
・毎月の投資額:5万円
・株の購入期間:6ヶ月間 ※今回は7ヶ月目にすべての株を売却します

 

株価
1ヶ月目……5万円(5万円で1株購入できる)
2ヶ月目……1万円(5万円で5株購入できる)
3ヶ月目……5万円
4ヶ月目……1万円
5ヶ月目……5万円
6ヶ月目……1万円
7ヶ月目……3万円 → このタイミングで売却する

 

ドルコスト平均法では「平均取得単価」を考えることが重要である

 

1ヶ月目の株価は5万円なので、1株を購入することができました。2ヶ月目の株価は1万円に下がったので、5株を購入することができました。3ヶ月目の株価は、また5万円に戻ったので、1株購入することができました。

 

今回のケースでは、6ヶ月間で合計18株を買うことができました。株の購入に使った金額は、合計で30万円です。

 

7ヶ月目にすべての株を売ります。そのときの株価は3万円です。一見すると、「5万円と1万円の中間の金額である3万円」の株価で売ったので、利益はないように思えます。

 

しかし、計算すると、「3万円×18株=54万円」になります。つまり、30万円を使い、24万円の利益を得たことになります。

 

今回のケースでは、株価が1万円のときにたくさんの株を購入することができたため、利益を残すことができました。株価と保有している株数を計算すれば、どのタイミングで売却すれば利益を得ることができるのかは簡単に分かります。

 

それではなぜ、ちょうど中間の金額で株を売却しても、利益を得ることができたのでしょうか? この理由には、「平均取得単価」が関係しています。

 

「平均取得単価」が低いほど、大きな利益を得ることができる
ドルコスト平均法を活用する場合は、「平均取得単価」を考えることが重要になります。

 

上記の例では、30万円を使い、18株を買うことができました。1株あたりの平均取得単価は、「30万円÷18株=1.66万円」です。

 

ドルコスト平均法では「平均取得単価」を考えることが重要である

 

株価が1万円のときにたくさんの株を購入できたため、平均取得単価がこれほどまでに下がったのです。

 

平均取得単価が1.66万円なので、株価が2万円のときに売っても利益を得ることができます。前述のとおり、株価が3万円となれば、合計で24万円もの利益を得ることができるのです。もし7ヶ月目の株価が5万円まで戻っていれば、「5万円×18株=90万円」となり、60万円もの利益を得る計算になります。

 

ドルコスト平均法(毎回、一定の金額を投資する方法)であれば、商品の価格が下がるほど平均取得単価も下がります。そして価格が再び上昇したときに商品を売却することにより、大きな利益を得ることができるのです。そのため、価格が乱高下する商品ほど、ドルコスト平均法で利益を得やすい傾向があります。

 

以上のように、ドルコスト平均法では「平均取得単価」を考えることが重要になります。この概念を理解しておけば、ドルコスト平均法で資産を増やせるのも納得できるはずです。

 

ドルコスト平均法は自分で行うこともできます(上記の例のような株式投資など)。また、ドルコスト平均法を用いて運用が行われている金融商品もたくさんあります。金融機関が取り扱っている商品のほうが、分散して投資が行われているので、リスクは少ない傾向にあります。

 

ドルコスト平均法は、長期的に見れば利益を残せる可能性が高い資産形成法です。あなたもその方法を用いて、将来の資産形成を考えてみてはいかがでしょうか?


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