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ドバイ:急激に発展した中東最大のオフショア

ドバイ:急激に発展した中東最大のオフショア

 

あなたは、ドバイに対してどのようなイメージを持っているでしょうか?

 

おそらく、ほとんどの人が、ドバイの発展した街並みを思い浮かべると思います。ドバイが本格的にそのような街並みになったのは、2000年に入ってからです。

 

ドバイは、オフショア(税金がかからない地域)になり、世界有数の金融都市に成長しました。オフショアになると、その地域は爆発的に発展します。それだけ、金融の力は凄まじいのです。

 

今回は、「ドバイの概要」、「ドバイの歴史」、「ドバイの金融情勢」について解説していきます。

 

ドバイの概要
ドバイは、アラビア半島のペルシャ湾の沿岸に位置しているアラブ首長国連邦を構成する首長国の一つです。正式には、ドバイ首長国といいますが、ドバイと略されて言われることが多いです。ドバイ首長国の首都の名前もドバイといいます。

 

ドバイの面積は、4,114km2。徳島県や石川県と同じくらいの大きさです。人口は約210万人。通貨は、ディルハム(DHやAEDと表示される)です。

 

ドバイの住民は、8割以上が外国人です。その外国人のほとんどが、インドや南アジアからの出稼ぎ労働者です。住民構成を見ると、もはやアラブの都市ではないように思えます。

 

ドバイの特徴は、なんといっても近代的な街並みです。世界一高いビルであるブルジュ・ハリファ(828.9m)を中心に、超高層ビルが数多く林立しています。

 

市街の南西には、リゾートエリアであるジュメイラ・ビーチ地区が開発を続けています。そのエリアには、高級ホテルであるブルジュ・アル・アラブがあります。一番高い部屋は、なんと一泊250万円もします。

 

ペルシャ湾に浮かぶ人工島であるパーム・ジュメイラ、パーム・ジュベル・アリ、パーム・デイラ、ザ・ワールドには高級住宅地が存在しています。世界中のセレブが住宅を購入していますが、実際は別荘のように使われていることも多いです。

 

ドバイの歴史
ドバイは、もともと漁業や真珠の輸出を産業とする小さな村でした。

 

1830年代、この地にアブダビ首長であるナヒヤーン家とバニー=ヤース部族のマクトゥーム家が移住し、ドバイ首長国が建国されました。ドバイ建国以降、貿易の拠点となる都市として発展を遂げていきました。ドバイは、ヨーロッパとアジアを結ぶ重要な中継点となったのです。

 

1950年代、ドバイの当時の首長であるラーシド・ビン・サイード・アール・マクトゥームが、ドバイを近代的な都市にすることを考えました。油田の発見と相まって、ドバイはさらに発展していきます。

 

1981年、「ジュベル・アリ・フリーゾーン(JAFZ)」という名の経済特区(経済発展のために、税金などの優遇措置がある地区)が開設され、ドバイのオフショアの歴史が始まることになります。

 

石油、金融、貿易、観光などの産業と共に都市が発展を続け、2000年になる頃には、中東最大の都市となりました。

 

ドバイの金融情勢
ドバイの経済特区である「ジュベル・アリ・フリーゾーン (JAFZ)」開設以降、ドバイは中東の金融都市として発展を遂げてきました。世界中の投資家、資産家、金融機関、企業などから、ドバイにお金が集まり続けました。

 

順調に発展を続けてきたドバイですが、2009年にドバイの政府系不動産会社が債務不履行となり、「ドバイショック」と呼ばれる金融危機が起こりました。それに伴い、ドバイの金融市場の株価も大幅に下落しました。

 

ドバイの経済は発展し続けると思われていましたが、思わぬ経済危機に世界中が驚きました。しかし、そのような事態が起こっても、ドバイの「中東最大の金融都市」としての地位は揺るぎませんでした。

 

ドバイショックのような経済危機がありましたが、「ドバイで資産運用をしたい」と考える人もいるかと思います。残念ながら、ドバイの金融機関は私たちのような一般人の資産運用をほとんど引き受けていません。私たちが、金融面でドバイの恩恵を受けることはできないでしょう。

 

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