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介護保険を利用し、家族の介護にかかるお金の負担を軽くする

介護保険を利用し、家族の介護にかかるお金の負担を軽くする

「介護」は、ほとんどの人が向き合わなければならない問題です。

 

両親や配偶者が介護を受けることになると、生涯を通して面倒を見なければなりません。若い人でも何かの障害を負ってしまうと、介護を受けながら生活をすることになります。

 

私の両親は祖父の介護をしていましたが、慣れない介護にストレスが溜まり、とても大変な思いをしていました。

 

それだけではありません。介護には多くのお金がかかります。個人差はありますが、介護にかかるお金の平均金額は月々18万円です。

 

その金額を聞くと、不安になってしまう人も多いと思います。しかし、心配はいりません。「介護保険」を利用することにより、介護にかかるお金の負担を軽くすることができるのです。

 

そこで今回は、「介護保険のしくみ」、「要介護認定」、「介護保険のサービス」などについて解説していきます。介護保険には、「民間の介護保険」と「公的介護保険」がありますが、今回は公的介護保険について解説していきます。

 

介護保険のしくみ
私たちは、40歳を超えると介護保険料を納めなければなりません。その支払いは一生涯続きます。39歳未満であれば、介護保険料を納める必要はありません。40歳になった途端に払わなければならないので、思いのほか痛い出費になります。

 

また、介護保険のサービスを受けられるのも40歳以上になります。ただ、年齢によって、介護保険のサービスを受ける条件が異なります。

 

第一号被保険者:65歳以上

 

どのようなことが介護の原因でも、第一号被保険者は介護保険のサービスを受けることができます。

 

第二号被保険者:40〜64歳

 

第二号被保険者は、老化によって患う16の特定の病気によって要介護状態になった場合に限り、介護保険のサービスを受けることができます。例えば、がんやリウマチ、脳血管疾患などが当てはまります。

 

要介護認定は7段階に分けられる
介護保険のサービスを受けるには、医師などの診断を受け、市区町村から要介護認定を受ける必要があります。

 

要介護認定は、介護の状態に応じて、「要支援1、要支援2、要介護1、要介護2、要介護3、要介護4、要介護5」の7段階に分けられます。

 

「要支援1」は、最も健康に近い状態です。日常生活をするのに困ることはほとんどありません。立ち上がるときに、人の助けを借りる程度の介護ですみます。

 

それに対して、「要介護5」は、最も介護が必要な状態です。自力で寝返りをすることも困難で、食事も満足に取ることができません。

 

私の父は脳卒中で倒れ、要介護2の認定を受けていました。その後、要支援1まで回復したので、介護を受ける必要はほとんどなくなりました。

 

介護保険のサービス
要介護認定を受けると、介護に関するさまざまなサービスを1割の自己負担で受けることができます。

 

ただ、無制限に受けられるわけではなく、介護の状態に応じて支給限度額が決まっています。例えば、「要介護2」であれば、支給限度額は約20万円です。つまり、全額が20万円になるまでであれば、自己負担は2万円ですみます。もし、支給限度額を超えてしまったら、その分は自分で負担しなければなりません。

 

介護保険のサービスには、訪問介護、デイサービス、家事の手伝い、介護に関する相談、ケアプランの作成などがあります。これらのサービスを1割の自己負担で受けることができるのです。

 

介護保険の対象となるサービスは決まっていますが、もし介護を受けることになれば、積極的に活用することをおすすめします。

 

一度、介護状態になると、亡くなるまでその状態が続きます。介護をする人も介護を受ける人も、長い間とても大変な思いをすることになります。

 

ただ、介護保険を利用することにより、介護にかかるお金の負担を軽くすることができます。金銭面の不安を解消できれば、心にゆとりを持って介護に向き合うことができるはずです。


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