役に立つ「お金の知識」を公開:年金、税金、保険、投資・資産運用など

保険に加入する前に「生活に必要なお金」を計算してみる

保険に加入する前に「生活に必要なお金」を計算してみる

 

突然の病気や自動車による事故、家の火事など、万が一に備えて保険に加入しておくことは大切です。ただ、不必要に多くの保険に入ってはいけません。自分や家族にとって必要性の高い保険だけに加入すればよいのです。

 

そのような保険を見極めるためには、「生活に必要なお金」を計算しておく必要があります。

 

なぜなら、普段の生活でかかるお金を把握しておけば、万が一のときにどれくらいのお金が足りなくなるか計算することができるからです。そして、その不足分を補える保険に加入しておけばよいのです。

 

そこで今回は「生活に必要なお金」や「特に大きな出費となる住宅関係費と教育費」について解説していきます。生活に必要なお金をきちんと把握してから、保険の加入を検討するようにしましょう。

 

生活に必要なお金は8種類に分けられる

生活に必要なお金は「生活費」、「税金」、「社会保険料」、「住宅関係費」、「車関係費」、「保険料」、「教育費」、「その他」の8種類に分けられます。

 

1、 生活費……食費、電気代、ガス代、水道代、電話代、日用品費など
2、 税金……所得税、住民税、固定資産税、自動車税など
3、 社会保険料……健康保険料、介護保険料、年金保険料、雇用保険料、労災保険料など
4、 住宅関係費……住宅ローン、下水道料金など
5、 車関係費……車のローン、ガソリン代、車検代など
6、 保険料……生命保険料、医療保険料、火災保険料、自動車保険料など
7、 教育費……学費、塾代など
8、 その他……冠婚葬祭時の出費、お中元・お歳暮など

 

※固定資産税は住宅関係費に入れることもあります
※自動車税、自動車保険料は車関係費に入れることもあります

 

これらの出費のなかで、住宅関係費および教育費はほとんどの家庭で最も大きい出費になります。それぞれについて以下で詳しく説明していきます。

 

最大の出費 その1:住宅関係費

住宅は「マイホーム(持ち家)」と「賃貸住宅」に大別できます。そして、どちらも多額のお金がかかります。特にマイホームを購入する場合は数千万円のローンを組むことになるので、「大きな買い物をした」と実感することになるはずです。

 

マイホームの平均価格は以下の通りです。

新築物件:約3,200万円
中古物件:約2,000万円

この金額はあくまで平均です。マイホームにかかる費用は家を建てる場所、土地や家の広さ、家の設備、築年数(中古物件の場合)などにより大きく異なります。そのため、平均値にあまり意味はありませんが、一つの目安として捉えておいてください。

 

また、賃貸住宅にかかる費用も個人差がとても大きいです。月々の家賃が数万円のアパートに住む人もいれば、月々の家賃が100万円もする超高級マンションに住む人もいます。あまりにも差が大きいので平均値を気にする必要はありませんが、長年家賃を払うことを考えると大きな出費になることが分かると思います。

 

最大の出費 その2:教育費

住宅関係費と並んで、家庭で最大の出費となるのが教育費です。子どもが小さければ小さいほど、多額の教育費がかかることになります。

 

教育費の中で最も大きな出費が「幼稚園から大学までの学費」です。そして、その学費は「公立(国立)の学校」と「私立の学校」で大きく異なります。基本的には私立学校の学費の方が高くなります。

 

※公立の学校……都道府県立および市町村立の幼稚園、小学校、中学校、高校、大学など
※国立の学校……国立大学および国立大学付属の高校や中学校など

 

「幼稚園から大学までの学費」の具体的な金額は以下の表(国が試算している平均値を元に作成)を参考にしてください。実際の学費は学校によって異なるで、下記の金額はあくまでも目安として捉えてください。

 

 

幼稚園から高校まで公立(国立)の学校に通った場合、総額で約505万円の学費がかかります。それに対して、幼稚園から高校まで私立の学校に通った場合、総額で約1,680万円もの学費がかかります。

 

そして、大学に進学するとさらに多くのお金が必要になります。もし、私立大学に通い、一人暮らしをする場合、大学生活だけで1000万円以上のお金がかかることもあります。仮に、私立の医学部に進学すれば、数千万円のお金が必要になります。

 

このように、公立(国立)学校と私立学校では学費に大きな差が出るのです。

 

まとめ

・生活に必要なお金は生活費、税金、社会保険料、住宅関係費、車関係費、保険料、教育費、その他の8種類に分けられる。

 

・ほとんどの家庭で住宅関係費と教育費が最大の出費になる。

 

・私立学校の学費は、公立(国立)学校の学費より高くなる

 

今回は生活に必要なお金について詳しく解説していきました。特に、「住宅関係費と教育費は大きな出費になる」ということを覚えておいてください。また、これら以外の出費においても、どれくらいの金額になるか把握しておく必要があります。それらをきちんと把握した上で、万が一のときに必要になるお金を計算し、足りない分を保険で補うようにしましょう。

『お金のガイドブック』: 無料メルマガ

 

 

関連ページ

保険の種類:保険は10種類に分類される
保険料の支払方法:月払い、半年払い、年払い、全期前納払い、一時払い
保険の掛け方:「掛け捨て型」と「積み立て型(貯蓄型)」の違い
積み立て型の保険の「金利」は変わらない
保険会社の信用度は格付けによって決まる
保険会社の選び方:ソルベンシーマージン比率を見る
保険会社は「金融機関」である
生命保険の仕組み:生命保険の必要性は人によって異なる
生命保険に加入する前に、「障害年金」の仕組みを理解する
生命保険に加入する前に、「遺族年金」の仕組みを理解する
生命保険の必要性を考える:50歳までに死ぬ確率は3%である
不動産を保有することが生命保険の代わりになる
医療保険の基礎知識:医療保険は多くの人に必要になる
医療保険に加入する前に、「健康保険の仕組み」を理解する
がん保険の必要性:がんになっても安心して治療と生活ができる
学資保険に加入する前に「子どもの教育にかかるお金」を把握する
個人年金保険の基礎知識:個人年金保険は3種類に分けられる
個人年金保険に加入する前に、老後に必要なお金を計算してみる
個人年金保険の選び方:まずは個人年金保険の種類を選択する
個人年金保険のメリット、デメリット
知っておくべき特殊な個人年金保険
個人年金保険の加入率は20〜25%程度である
個人年金保険料控除により、税金の還付を受けることができる
個人年期保険以外の将来の資産形成法
公的介護保険の基礎知識:40歳以上が公的介護保険の対象になる
公的介護保険の要介護認定は7段階に分けられる
公的介護保険のサービスを受けるまでの流れ
介護休業給付金の基礎知識と利用方法
民間の介護保険の必要性
介護保険を活用する前に、「介護にかかるお金」を把握する
火災保険と地震保険の基礎知識
公的保険(社会保険)と民間保険の違い

ホーム メルマガ登録 運営者情報 サービスメニュー メディア掲載 お客様の声 お問い合わせ