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年金保険料(年金)を払わなければならない理由

年金保険料(年金)を払わなければならない理由

 

老後に年金を受け取るためには、働いている頃から年金保険料(年金)を払わなくてはなりません。年金保険料を払っていない人は、老後に「年金を受け取る権利」を得ることができないのです。

 

ただ、なかには「将来、年金をもらえるか分からないから、年金保険料を払いたくない」という人がいます。

 

確かにその気持ちは分かります。私も日本の年金制度は破綻するのではないかと考えています。

 

※日本という国がある以上、年金制度自体がなくなることはないはずです。ただ、「わずかな年金しか支払われない」など、実質的に年金制度が破綻している可能性は十分にあると思います

 

しかし、将来年金をもらえるか分からないからといって、年金保険料を払わないのは良くありません。必ず年金保険料を払ってください。年金保険料を払わなければ、多くの損をしてしまう可能性があるからです。

 

今回は「年金保険料を払わなければならない理由」について解説していきます。年金制度について深く学べば、年金保険料を払う必要性を理解できると思います。

 

年金保険料を払うことで「障害年金」と「遺族年金」を受け取ることができる

「年金保険料を払いたくない」と思っている人のほとんどが、「年金は老後に受け取るもの」と思い込んでいます。確かに間違いではありませんが、それは「老齢年金」と呼ばれる年金制度の一部にすぎません。

 

年金には老齢年金の他に、「障害年金」、「遺族年金」という二つの制度があります。年金保険料を払っていれば、条件を満たすことで「障害年金」や「遺族年金」受け取ることができます。

 

障害年金の概要

障害年金は「年金保険料を払っている人が事故や病気などで障害を持ったときに、年金が支払われる」という制度です。「国がかけてくれている障害保険」のようなイメージを持ってください。

 

※「障害」保険……事故や病気などが原因で、「障害を持ったとき」に保険金が支払われる保険
※「傷害」保険……事故などが原因で、「ケガをしたとき」に保険金が支払われる保険

 

障害年金には、国民年金から支払われる「障害基礎年金」、厚生年金から支払われる「障害厚生年金」、共済年金から支払われる「障害共済年金」の3種類があります。いずれの障害年金も、障害等級によって支払われる金額が変わってきます。

 

※障害等級とは「障害の度合い」のことです。1級〜3級まであり、1級が最も重い障害となっています。例えば1級では、「両手もしくは両脚の欠損」や「両目の失明」などの障害が該当します

 

障害基礎年金は、障害等級が1級もしくは2級でなければ支払われません。それに対して障害厚生年金及び障害共済年金は、1〜3級のいずれの障害等級でもお金が支払われます(1級もしくは2級の場合は障害基礎年金に上乗せされます。また、3級の場合は障害厚生年金のみが支払われます)。

 


また、障害等級や障害年金の種類によって異なりますが、配偶者や子どもがいると支給金額が大きくなることが多いです。

 

遺族年金の概要

遺族年金は「年金保険料を払っている人が死亡したときに、遺族に年金が支払われる」という制度です。「国がかけてくれている生命保険」のようなものと思ってください。

 

遺族年金には国民年金から支払われる「遺族基礎年金」と、厚生年金から支払われる「遺族厚生年金」の二種類があります。

 

20歳以上の国民は国民年金に加入しているので、万が一のときには遺族基礎年金が支払われます。ただ、遺族基礎年金が支払われるのは、子どもがいる妻(もしくは夫)です。子どもがいない家庭や独身には支払われません。

 

サラリーマンのように厚生年金に加入している人は、遺族基礎年金に加えて、遺族厚生年金も支払われます。そして、遺族厚生年金は子どもがいなくても支払われます。支払期間は基本的に一生涯で、残された妻(もしくは夫)が亡くなるまで遺族厚生年金を受け取ることができます。

 

 
障害年金も遺族年金も年金保険料を払っていないと、いざというときにお金が支払われません。きちんと年金保険料を払っていることが、それらの年金を受け取るための条件になるのです。

 

それに「年金保険料を払っていない」というと、変な目で見られることもあります。社会的な観点から考えても、年金保険料はきちんと払うべきです。


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