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日本の中心市場である東京証券取引所の役割

日本の中心市場である東京証券取引所の役割

株は株式市場で売買されます。ただ、すべての株が同じ市場で取り引きされているわけではありません。株によって、売買されている「市場」が違うのです。

 

今回は「日本にはどのような株式市場があるのか」、また「その中心である東京証券取引所の株式市場の違い」について解説していきます。

 

日本の中心市場は東京証券取引所である
株の売買は証券会社に依頼して行います。私たちが直接、株の売買をするわけではありません。

 

証券会社が株の売買をする場所を証券取引所といいます。証券取引所は東京、大阪だけでなく、札幌、名古屋、福岡にもあります。以前は新潟、京都、神戸、広島にも証券取引所がありました。

 

ただ、地方に証券取引所があることを知っている人はかなり少ないです。東京証券取引所の取り引きが圧倒的に多いので、それ以外はテレビや雑誌にはほとんど出てきません。

 

東京証券取引所の市場の違い
東京証券取引所には「市場第一部」、「市場第二部」、「マザーズ」、「JASDAQ」、「TOKYO PRO Market」の5つの市場があります。

 

最もよく知られているのが、「東京証券取引所・市場第一部」です。テレビなどで、よく耳にすると思いますが、「東証一部」というやつです。市場第一部に上場(その市場での取り引きが認められていること)している企業は規模が大きく、歴史や信頼があります。

 

市場第一部に上場するには、まだ「規模や歴史、信頼が足りていない企業」の株が取り引きされるのが「市場第二部」です。「2軍」というイメージを持ってください。2軍とはいえ、東京証券取引所で取り引きされているだけでも、社会的に認められている企業です。

 

「マザーズ」というのは、新興企業の市場です。市場第一部や市場第二部に上場できる企業は過去の実績が重視されます。マザーズには「過去の実績は少ないが、将来性のある企業」が上場されます。

 

このような新興企業は、業績が急成長する可能性があります。その反面、業績が急激に悪化する可能性もあるのです。市場第一部などに比べると、ハイリスク・ハイリターンの市場であると理解してください。

 

「JASDAQ」は日本初の成長・ベンチャー企業向けの市場です。ただ、この市場自体は50年以上前から存在しています。名前や制度などは変わりましたが、歴史のある市場なのです。そのため、秩父鉄道(1963年上場)など、歴史のある企業もこの市場に上場しています。

 

「TOKYO PRO Market」は最も新しくできた市場です。2009年に設立されました。この市場は、日本で唯一の「プロの投資家向けの市場」です。プロの投資家とは、金融商品取引法で定められている特定の投資家を指します。

 

自分の投資したい企業がどの市場に上場しているかを知ることで、その企業の特色が見えてきます「どの市場に上場しているか」というのは、株式投資をする上で、大きな選択基準の一つとなるのです。


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