Q、資産運用を始めるときの注意点はありますか?
資産運用を始めるときに一番大切なことは「質の高い情報を幅広く集めること」です。そのようにして情報を集めていくと、自分自身がどのようにして資産運用を行えばよいかが分かるようになります。
資産運用において、偏った情報収集はものすごく危険です。1つの側面しか見ずに資産運用を行うと、大きな失敗をしてしまう可能性があります。
資産運用に興味を持ち始めた頃は、どのような話も新鮮に聞こえてしまいます。乾いたスポンジに水が染み込むかのように、どんどん情報が入ってくるでしょう。そして、「その情報は正しい」と思い込むようになるのです。
例えば「資産運用をやってみよう」と思ったときに、不動産業者に出会ったとします。当然ですが、不動産業者はあなたに不動産の購入を勧めてきます。その業者から紹介されたのが優良物件ならまだ良いですが、そうでない可能性も高いです。
ただ、あなたはそれが良い物件か悪い物件か判断することができません。資産運用の経験もなければ情報もないので、どうしても不動産業者の話が正しく聞こえてしまうのです。そして「将来のために不動産が必要だ」と思い込み、その物件を購入してしまうのです。
確かに不動産を用いて資産運用を行うことは間違いではありません。ただ、仮にそのような資産運用を行うにしても、その不動産業者だけでなく、たくさんの業者から情報を仕入れることが大切です。一方向からの情報を信用してはいけません。
それに、そもそも初めての資産運用が不動産である必要はまったくありません。たまたま初めに出会ったのが不動産業者だったから、不動産が良く見えてしまっただけです。
不動産以外にも資産運用の方法はたくさんあります。株でも良いですし、保険に加入するのも良いと思います。とにかく多角的に情報を集め、「将来に備えるためにはどのような資産運用から始めるべきか」をよく考えましょう。
しっかりと情報を集め、慎重に検討してから、初めて資産運用を実践してください。
ちなみに私は以下の資産運用は必要性が高いと考えています。私自身もこれらの資産運用から始めました。
保険に加入する……どの保険に加入するかはその人のライフプランによって異なりますが、生命保険と医療保険は必要性が高いです
資産の一部を海外に移転する……海外の金融機関(金融機関以外に資産を預けるのは絶対にやめてください)に資産の一部を預けます。日本の資産と海外の資産をバランスよく保有することが大切です
以上のように、資産運用を行う場合はしっかりと情報を集めることが大切です。このサイトでもさまざまな資産運用の方法を紹介しているので、参考にしてみてください。
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