役に立つ「お金の知識」を公開:年金、税金、保険、投資・資産運用など

マイホームのメリット・デメリットを理解する

マイホームのメリット・デメリットを理解する

 

人生における夢の一つに「マイホーム」があります。この記事を読んでいるあなたも「将来は自分の家を建て、家族とゆっくり過ごしたい」と思っているかもしれません。

 

マイホームは人生で最大の買い物です。数十年のローンを組んで、数千万円もする物を買う機会は他にありません。そのため、「マイホームが欲しい」という思いだけで購入を決めるのは危険です。マイホームを買うときは、自分と家族にとっての必要性や将来の収支などをよく考えることが大切です。

 

そして、マイホームのメリットとデメリットをしっかりと理解しておく必要があります。それらを把握した上で、購入を検討するようにしましょう。

 

そこで今回は「マイホームのメリット・デメリット」について解説していきます。マイホームが欲しいと考えている人は、どのようなメリット・デメリットがあるかをしっかりと学び取ってください。また、すでにマイホームを持っている人も、今一度メリットとデメリットを再確認するようにしましょう。

 

※ マイホームには「一戸建(一軒家)」と「集合住宅(マンション、アパートなど)」の2種類があります。どちらもマイホームなのですが、集合住宅は売却したり、他人に貸したりするケースがあります。そのため、マイホームというと一戸建をイメージする人が多いです

 

マイホームのメリット

はじめにマイホームのメリットについて説明していきます。マイホームには「改築、増築ができる」、「家族が増えても対応しやすい」、「住宅ローン控除により税金が安くなる」、「生命保険の代わりになる」、「夢を叶えられる」という5つのメリットがあります。

 

1、 改築、増築ができる
賃貸住宅と違い、マイホームは改築、増築ができます。他人に迷惑をかけなければ、法律の範囲内で自分の家をどのように改造しても構いません。

 

部屋と部屋を繋げて一つの大きな部屋にしたり、屋根にソーラーパネルを付けたりするなど、自分の思い通りに改造することができます。住環境を自分の理想に近づけられるのも、マイホームの醍醐味といえます。

 

2、 家族が増えても対応しやすい
マイホームを建てる場合は、家族が増えることを前提にして設計します。「将来、子どもが何人欲しいか」を考えてから、間取りなどを決めていくのです。

 

家は広いほど暮らしやすいですが、その分たくさんの維持費や固定資産税がかかります。ライフプランをよく考えた上で、少し余裕を持った広さにすると良いでしょう。またマイホームであれば、高齢になった両親と一緒に住むことになっても対応しやすいです。

 

3、 住宅ローン控除により税金が安くなる
住宅ローンを組むことにより、住宅ローン残高の1%の金額を所得税から差し引くことができます。この制度を「住宅ローン控除」といいます。

 

※ 控除とは「一定の金額を差し引くこと」です

 

例えば、住宅ローンが4,000万円残っているとします。その場合、控除額は「4,000万円×1%=40万円」となるので、所得税が40万円も安くなります。これほど控除されると、所得税の支払いが0円になるケースもあります。

 

ちなみに、控除金額が所得税の金額を上回っても、差額を受け取れるわけではありません。所得税が30万円で、住宅ローン控除による控除金額が40万円でも、差額の10万円を受け取れるわけではないのです。

 

ただ、この場合は住民税が安くなります。差額分の10万円が、翌年の住民税から差し引かれます(住民税は前年の所得税をもとに計算されるため)。つまり、住宅ローン控除によって所得税と住民税の両方が安くなることがあるのです(住民税の控除額には上限があります)。

 

また、住宅ローン控除は「ローンを組んでから10年間」適用されます。10年間の節税額を合計すると、かなり大きな金額になります。

 

4、 生命保険の代わりになる
マイホームを購入するときは、住宅ローンを組むのが一般的です。そして、住宅ローンを組むときに、「団体信用生命保険」を契約することになります。

 

団体信用生命保険とは「住宅ローンの返済中に契約者が死亡もしくは高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローンを支払う」というものです。つまり、「残された家族はローンを返済しなくてよい」ということになります。そして、この保険はローン残高に関係なく適用されます。

 

残された家族には家が残るので、住居に困ることはありません。もしまとまったお金が必要なら、その家を売却してもよいです。

 

このように、マイホームを持つことは生命保険に加入することと同じ効果があるのです。

 

5、 夢を叶えられる
近年では賃貸住宅志向が強まっていますが、「マイホームを持ちたい」という夢を持っている人はまだまだ多いです。そのような思いがある人は、数千万円の出費を痛いとは思いません。むしろ心を躍らせて購入します。

 

ただ、私はマイホームが欲しいとは思いません。自分のライフプランには自由度が高い賃貸住居の方が合っているからです。

 

マイホームのデメリット

続いてマイホームのデメリットについて説明していきます。マイホームには「引っ越しができない」、「修繕費などの維持費がかかる」、「固定資産税がかかる」、「負債になる」、「賃貸住宅よりもお金がかかる」という5つのデメリットがあります。

 

1、 引っ越しができない
マイホームを建てると、その家に一生住むことになります。そのため、引っ越しがしにくくなります。マイホームを売却すれば引っ越しできますが、多くの時間と労力がかかってしまいます。住宅が売れた場合も、購入時より安い金額になることがほとんどです。

 

2、 修繕費などの維持費がかかる
賃貸住宅に住む場合は管理費がかかりますが、マイホームに住む場合にも修繕費などの維持費がかかります。賃貸住宅の管理費はある程度固定されていますが、マイホームの修繕費は家が直るまで際限なくかかってしまうのです。また、年月が経つほど家のさまざまな箇所が壊れてきて、修繕費がかさんでしまう傾向にあります。

 

3、 固定資産税がかかる
マイホームには固定資産税がかかります。固定資産税とは「土地や建物にかかる税金」のことです。市区町村が徴収する地方税になります。

 

固定資産税の金額は、場所や広さ、建物の大きさなどによって変動します。また、集合住宅(マンションなど)をマイホームにしている場合は、持ち分比率に応じた金額を支払うことになります。

 

4、 負債になる
意外に思うかもしれませんが、マイホームは「資産」にはなりません。なぜなら、資産とは「お金を生み出すもの」のことだからです。マイホームは維持費や固定資産税などのお金がかかるので、「負債」になるのです。

 

それに対して、投資用の不動産は「資産」になります。マイホームと違い、家賃収入という収益を生んでくれるからです。資産としての家が欲しい場合は、投資用不動産の購入を検討しましょう。

 

5、 賃貸住宅よりもお金がかかる
一般的には「マイホームのほうが賃貸住宅よりもお金がかかる」とされています。ただ、さまざまなケースがあるので一概にはいえません。いずれにしろマイホームの購入を検討するときは、収入と支出をきちんと計算することが大切です。

 

以上のように、マイホームには「5つのメリット」と「5つのデメリット」があります。これらのメリット・デメリットをよく理解した上で、「自分と家族にとって本当に必要か」ということを考えてみてください。

 

よく検討した上で「マイホームが欲しい」と思うのであれば、迷わず買うことをお勧めします。夢を叶えられるチャンスはそう多くはないからです。そして、できるだけ自分の理想に近いマイホームを建てるようにしてください。

『お金のガイドブック』: 無料メルマガ

 

 


ホーム メルマガ登録 運営者情報 サービスメニュー メディア掲載 お客様の声 お問い合わせ