世界経済の成長に投資するメリット

世界経済の成長に投資するメリット

世界経済の成長に投資するメリット

世界経済 

自分の資産を増やしたければ資産運用を行わなくてはなりません。なぜなら現代では、ただ預貯金をしているだけでは資産が増えないからです。

 

株式投資や投資信託、FX、海外投資、不動産投資など、資産運用にはさまざまな方法があります。細かく分類すると無数に近い種類がありますが、どの資産運用においても外すことのできない大原則があります。

 

それは「世界経済の成長に投資する」ことです。

 

世界の人口は今後も増え続けます。2060年には100億人を超えると予測されています。人口が増加すると消費が増え、経済が活性化していきます。つまり、世界経済はこれからも成長していくのです。

 

このような背景があるため、世界経済の成長に投資すれば、資産を増やせる可能性が高くなるのです。

 

そこで今回は「世界経済の成長に投資するメリット」について詳しく解説していきます。この記事を読めば、世界に目を向けて資産運用することの重要性を理解できるはずです。

 

 

 

日本の高度経済成長期と日経平均株価の関係

将来的に日本経済は衰退していきます。なぜなら、日本の人口が減少していくからです。「国立社会保障・人間問題研究所」による将来人口推計によると、2050年には約9,500万人、2100年には約4,800万人まで減ると予測されています。人口が減少するため、日本経済は世界経済と反対の流れを辿っていくのです。

 

ただ、日本にも経済が急激に成長した時代がありました。それが「高度経済成長期(1954年〜1973年)」です。

 

当時の経済成長のスピードを把握するには「日経平均株価」に着目する必要があります。

 

日経平均株価とは「日本を代表する225社の株価から算出された株価指数」です。「日経平均」や「日経225」とも呼ばれます。

 

日本の中心となる225社の株価は各業界の経済動向を強く反映しています。業界によってバラつきはありますが、日経平均株価が上がれば、日本経済全体が成長していることになるのです。

 

1950年の日経平均株価は100円でした。その後、日本は劇的な経済成長を遂げ、1989年には38,915円まで上がりました。日経平均株価は39年間で389倍まで膨れ上がったのです。

 

もちろん、物価も上昇しているので、純粋に資産価値が389倍になったわけではありません。ただ、ものすごく資産が増えたことに変わりはありません。

 

ここまでは国内だけで考えた話ですが、海外から投資をしていればさらに資産を増やすことができました。

 

1950年から1989年の間に、円の価値はイギリスの通貨であるポンドに対して4倍まで上昇しました。

 

仮に1950年にイギリス人がポンドを両替して100万円を手に入れ、日本株を買ったとします。そして1989年に株を売って再びポンドに戻したとすると、「100万円×389倍×4倍=15億5,660円」の価値になります。つまり、この39年間で資産が1556倍に膨れ上がったのです 。

 

それだけ日本の高度経済成長は凄まじかったということです。そして、為替の変動を利用すれば、日本国内だけで運用するよりも多くの資産を築くことができたのです。

 

 

これから高度経済成長する国に投資する

将来的に日本経済は衰退していきます。そのため、日本が再び高度経済成長期になることはありません。しかし、世界経済は成長していきます。そして、世界には日本の高度経済成長期のような時期を迎えている国があるのです。

 

特に東南アジアや中東、南アメリカ、アフリカの発展途上国の経済成長は顕著です。かつての日本のように急激に発展しています。そのため、これらの国々に投資すれば、高確率で資産を増やすことができます。

 

イギリス人の例のように、今度は私たち日本人が世界に投資すればよいのです。

 

ただ、一つの国に偏った投資は危険です。発展途上国であるほど、紛争や政治問題を抱えています。もし、このような国で資産運用を行うのであれば、複数の国に分散して投資することをおすすめします。

 

しかし、実際には個人で分散投資を行うのは限界があります。個人の資産は限られていますし、あちこちに投資するのはかなり手間がかかるからです。

 

その問題を解決してくれるのが「投資信託」です。銀行や保険会社などの金融機関に資産運用を依頼することで、プロが分散投資をしてくれるのです。これなら少額の資産でもローリスクで資産運用を行うことができます。

 

ただ、日本の銀行や保険会社、証券会社などは手数料がとても高いため、顧客の資産はあまり増えていきません。

 

そのため、海外の金融機関に資産運用を依頼する人が増えてきています。必ずというわけではありませんが、海外の金融機関で運用を行った方が、資産は大きく増えていきます。

 

以上のように、世界経済の成長に投資するのは資産運用の基本です。あなたも将来の資産形成のために、世界への投資を考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

まとめ

・資産運用の大原則は「世界経済の成長に投資する」ことである。なぜなら世界経済は将来的に成長していくからである。反対に、日本経済は将来的に衰退していく。

 

・これからの時代において資産を増やすためには、高度経済成長する国に分散投資することが重要である。個人で分散投資を行うには限界があるため、投資信託などを活用することが重要である。

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