一生使える「お金の知識」を公開:年金、税金、保険、投資・資産運用など

良い銀行の選び方:「自己資本比率」が高い銀行は倒産しにくい

良い銀行の選び方:「自己資本比率」が高い銀行は倒産しにくい

あなたはなぜ、今使っている銀行を選んだのでしょうか。多くの人が特に理由もなく銀行を選んだはずです。

 

日本にはたくさんの銀行があります。全国展開をしている大手銀行もあれば、地方を中心に展開している地方銀行もあります。そして、ほとんどの国民がどこかの銀行の口座を持っています。

 

せっかく選ぶなら良い銀行を選びたいものです。今回は「良い銀行の選び方」について解説していきます。

 

基本的にはどの銀行を選んでも問題ない
良い銀行とはどのような銀行なのでしょうか。実は、日本はほとんどすべての銀行が良い銀行です。世界では、「突然お金の引き落としができなくなった」という銀行もありますが、日本の銀行ではそのようなことはありえません。

 

そのため、基本的にはどの銀行を選んでも問題はありません。「家の近くにあって使いやすい」や「ATMが多くて便利」などの理由で選んでもよいのです。私もそのような理由で銀行を選んでいます。

 

ちなみに日本人は大銀行なら安心という考えがありますが、必ずしもそうではありません。地方銀行でも経営状態が良い銀行はたくさんあります。

 

ただ、注意すべき点があります。それは銀行が倒産した場合です。もし、あなたがお金を預けている銀行が倒産したらどうなるでしょうか。

 

現在は、ペイオフという制度があります。ペイオフとは「銀行が倒産しても、預金額のうち1,000万円までは保証する」という制度です。つまり、どの銀行に預けていても1,000万円までは無くなることはないのです。

 

そのため、預金額が1,000万円を超えそうになったら、他の銀行に預金することをおすすめします。

 

「自己資本比率」が高い銀行は倒産しにくい
基本的にはどの銀行を選んでもよいのですが、それでも「より倒産の危険性が少ない、良い銀行を選びたい」と考える人は、銀行の「自己資本比率」をチェックすることをおすすめします。自己資本比率とは、簡単に言うと「銀行の体力を示す値」です。

 

銀行が持っているお金には2種類あります。「私たちが預けているお金」と「もととも銀行が持っているお金」です。

 

基本的に、銀行は「私たちが預けているお金」を運用しています。さまざまな企業に貸し出し、返済されるときの利子が銀行の収益となるのです。その収益を社員の給料や事業の拡大に使います。

 

それに対して「もともと銀行が持っているお金」はほとんど使われることなく、銀行内に保管されています。この「もともと銀行が持っているお金」のことを「自己資本」といいます。このお金は、急にお金が必要になったときに使われます。

 

例えば、銀行がお金を貸し出していた企業が倒産し、お金を回収できなくなったときがそうです。私たちが預けているお金が貸し出され、それが回収できないのですから、私たちに返すお金もありません。その穴埋めに使われるのが自己資本です。自己資本が多いほど、さまざまなトラブルに対応できます。

 

「銀行が持っているお金に対して、どれだけ自己資本があるか」という割合を「自己資本比率」といいます。つまり、自己資本比率が高いほど、銀行の体力があるということになります。

 

ちなみに、銀行には自己資本比率の基準があります。自己資本比率が4%以上あれば国内業務のみを行うことができ、8%以上あれば国際業務を行うことができるとされています。その基準を下回ると、金融庁から業務改善指導を受けることになります。

 

自己資本比率は調べれば簡単に分かります。銀行によっては、広告などで自己資本比率の高さを宣伝に使うこともあるのです。新たに銀行口座を作る場合は、自己資本比率を調べてから、どの銀行にするかを選んでもよいでしょう。


ホーム メルマガ登録 プロフィール サービスメニュー お客様の声 お問い合わせ