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減り続ける日本の人口と衰退する日本の経済

減り続ける日本の人口と衰退する日本の経済

2006年をピークに日本の人口は減り始めました。今後、日本の人口が増加に転じることは、まずありえないでしょう。ここで、人口の増減は経済状況と密接に関わっています。人口が減っていく日本の経済状況はどうなってしまうのでしょうか。

 

今回は「過去と未来の日本の人口推移」、そして「日本の人口を増やす方法」について解説していきます。

 

過去と未来の日本の人口推移

高度経済成長などで日本の人口は増え続けてきました。ですが、昔からこれだけ多くの人口であったわけではありません。鎌倉時代(1192年〜)では約750万人、室町時代(1338年〜)では約820万人、江戸時代(1603年〜)でも約1,230万人です。

 

人口が爆発的に増えたのは明治維新以降です。明治時代(1868年〜)までは少しずつ人口が増加しました。その後、医療の発展や富国強兵政策による出生率の増加などの要因で、急激に人口が増加しました。

 

第二次世界大戦後、わずかに人口が減少しました。しかし、その後の高度経済成長により人口は再び増え続けました。ですが、少子化が進み、2006年をピークについに人口が減り始めました。今後、国が大きな対策を行わない限り、将来の人口が増加に転じることはありえません。

 

日本の将来の人口予測は「国立社会保障・人口問題研究所」という機関が行っています。2050年には約9,500万人、2100年には約4,800万人という予測が出ています。これだけ極端に人口が減るということは、世界の歴史でもほとんどありません。

 

日本の人口を増やす方法

人口を増やす方法はあまり多くありません。その多くない貴重な方法として、基本的には大きく二つ存在します。どちらも国家が行うレベルです。

 

一つ目は少子化を解決することです。そのためには、子供を産むことのメリットを大きくする必要があります。例えば、出産手当などがこれにあたります。しかしながら、出産一回につき手当が給付されるだけでは、子供を作るための動機にはなりえません。

 

それでは例えば、「毎月10万円を18歳になるまで給付する」という制度があったらいかがでしょうか。「自動的に毎月10万円入るなら、安心して子供を育てられる。」と思う人は多いはずです。これくらいであれば、少子化対策として成り立つ可能性があります。

 

しかしながら、借金大国の日本でこの対策を行うことは、現実問題として不可能に近いです。日本の借金は増え続けているので、政府は国家予算を削減しようとしています。政府としては、新たに予算がかかることは出来る限りしたくないのです。

 

二つ目は移民を多く受け入れるということです。日本で働く外国人は増え続けています。日本の仕事は収入が多く、外国人にとって大きな魅力があるのです。特にアジア人は、日本で働きたいと考える人が多くいます。

 

若い労働者が増え、生産人口の割合が多くなります。そうなれば税収も多くなり、年金問題なども解決するでしょう。

 

しかし、この対策にも問題があります。外国人を多く受け入れるということは、それだけ多くの思想や文化を受け入れるということです。場合によっては、危険な思想を持っている人が増えることも考えられます。そうなると、アメリカのように銃社会となる可能性もあります。

 

このように人口を増やす対策は存在しますが、その対策が実行される可能性は少ないと考えられます。そうなると、予測どおり日本の人口は減少します。そして、日本の経済は衰退していきます。

 

日本経済の衰退はどうすることもできませんが、個人で対策を行うことはできます。つまり経済が衰退する日本だけに資産を置くことは、良い選択とは言えません。海外に資産を移すことや金などの現物資産を持つことなど、適切な対策を行うことが重要だと言えます。


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