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「貯金」と「預金」の違い

「貯金」と「預金」の違い

あなたは「貯金」をしているでしょうか。多くの人が「はい、しています。」と答えると思います。

 

それでは、あなたは「預金」をしているでしょうか。

 

ここで、多くの人が「え、貯金と預金って違うの?」と思うはずです。実は、貯金と預金は同じように見えて、明確な違いがあります。

 

今回は、「貯金と預金の違い」や「ゆうちょ銀行と銀行の成り立ち」などについて解説していきます。

 

「貯金」と「預金」の違い
貯金とは、「ゆうちょ銀行に預けているお金」のことです。ゆうちょ銀行の他にも、JAバンク(農業協同組合)やJFマリンバンク(漁業協同組合)に預けているお金も、貯金と呼ばれます。

 

ちなみに、いつでも引き出しができる貯金を「通常貯金」、一定期間(一年間など)引き出しができない貯金を「定期貯金」といいます。

 

それに対して、預金とは、「銀行に預けているお金」のことです。銀行の他にも、信用金庫、信用組合などに預けているお金も、預金と呼ばれます。

 

ちなみに、いつでも引き出しができる預金を「普通預金」、一定期間(一年間など)引き出しができない預金を「定期預金」といいます。

 

つまり、「お金を預ける先によって、呼び方が違う」ということなのです。

 

預金と貯金という二つの呼び方がある理由としては、ゆうちょ銀行と銀行の成り立ちの違いが関係しています。

 

ゆうちょ銀行の成り立ち
1871年、国家が日本の郵政(郵便に関する行政)事業を始めました。

 

その後、1875年に郵政事業の一環として郵便貯金が始まりました。大蔵省(現在の財務省)が、国民に貯金を推奨するようになり、国民から預かったお金を運用するようになりました。

 

2007年には郵政民営化となり、日本郵政グループが発足しました。日本郵政グループの一つである、ゆうちょ銀行(株式会社ゆうちょ銀行)が郵便貯金業務を行うようになったのです。

 

この制度が始まった頃から、郵便「貯金」という呼び方であったため、その後も貯金という呼び方が残っています。

 

銀行の成り立ち
銀行業務が始まったのは、1873年です。最初は、国立銀行として始まり、100以上の銀行が設立されました。

 

その後、1882年に日本銀行が設立されたため、すべての国立銀行は民間の銀行になりました。

 

日本が成長するにつれて、多くの企業が銀行にお金を預けようになり、このお金を「預金」と呼ぶようになったのです。

 

国はゆうちょ銀行や銀行を通して国民からお金を集めている
ゆうちょ銀行にしろ、銀行にしろ、なぜそのような機関があるのでしょうか。国にとって、ゆうちょ銀行や銀行はなくてはならない存在なのです。

 

ゆうちょ銀行や銀行が存在する理由は、「国民からお金を集めるため」です。

 

通常、国は税金という形で国民からお金を集めます。しかし、どんな国民でも、税金が上がるのを嫌がります。国が税金を上げると、国民は税金を上げた政党を支持しなくなります。

 

国や政党はそうなっては困るので、こっそりお金を集める方法を考えました。

 

それが、「ゆうちょ銀行や銀行を通して国民からお金を集める」という方法です。ゆうちょ銀行や銀行は民間の企業ですが、国と密接に関わっています。

 

ゆうちょ銀行や銀行は、あなたが預けたお金を国に貸しています。あまり実感がないかもしれませんが、あなたは間接的に国にお金を貸しているのです。

 

国は、国民に貯金や預金が美徳であると思い込ませています。そうすることにより、放っておいても国民はお金を預けるようになります。

 

国はこれからもお金を集め続けます。お金がなければ、借金まみれの国家を運営することができないからです。

 

しかし、このまま貯金や預金をしているだけでは、国の思うとおりにお金が使われるばかりです。借金大国の日本であなたのお金が使われても、増えていくことはまずありません。

 

貯金や預金は最も基本となる資産ですが、国に任せているだけでは、資産が増えません。そこで、さまざまな資産運用を勉強し、自分で資産形成を行うことが重要になってくるのです。

 

このサイトでも、さまざまな資産運用について解説しているので、参考にしてみてください。


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